特定非営利活動法人・美(うま)し国づくり協会(理事長・進士五十八東京農大教授)は10月6日、山形市内の山寺風雅の国で、美し国づくりシンポジウム・山形「川の育むもの−人・文化・風景」を開いた。赤坂憲雄東北芸工大大学院長・教授が「川の記憶」と題して基調講演したほか、多彩なメンバーが山形の「母なる川・最上川」を中心に、川がもたらすさまざまな恵みや、真の豊かな風景、豊饒(ほうじょう)な暮らしについて思いをはせた。会場には、建設企業関係者や自治体職員ら約200人が詰め掛け、熱心に耳を傾けた。

 

1.基調講演

「開発、保全に第3の視点「暮らし」を」

東北芸術工科大学大学院長・教授、同大学東北文化研究センター長、福島県立博物館長 赤坂憲雄氏

 

 

2.パネルディスカッション

〈パネリスト〉

美しい山形・最上川フォーラム代表 柴田洋雄氏

山形県金山町町長 松田 貢氏

荘内日報社論説委員、美し国づくり協会会員 水戸部浩子氏

本間利雄設計事務所主宰、美し国づくり協会理事 本間利雄氏

独立行政法人水資源機構理事長、美し国づくり協会顧問 青山俊樹氏

〈コーディネーター〉

東京農業大学教授、美し国づくり協会理事長 進士五十八氏